インプラントの治療は残念ながら誰でも受けられるわけではありません。成長期のお子様や歯周病がひどい場合などは手術ができません。ただ、お子様でも骨の成長がほぼ終了した満16歳以上の方ならインプラントの手術を受けることができます。インプラントの手術で使用されるチタンは人工関節にも使用されており腐食せず、人体にも拒否反応が出ないことが実証されていますから体にも優しいので安心です。
インプラントの中で歴史の長いブローネマルクを改良したものが「アストラテック」です。基本的にはブローネマルクと同じですが、インプラントの表面を粗く加工することで強度を向上させており、患者の負担をより軽くできるようになっています。また、ブローネマルクやアストラテックと同じメーカーが作っている「リプレイスセレクト」をブローネマルクの代わりに使用する医師も増えているようです。治療期間が2〜4ヶ月と短く治療費も安く抑えられますし、術後の歯茎の回復が早いということで人気を集めています。
インプラントに純チタンを使う長年の研究によって、純チタンでインプラントの細かい形を作り出すことができるようになりました。それで純チタンのねじ式の人工歯根が作られるようになって、今ではそれが一般的になっています。このチタンの人工歯根の長さは、この人工歯根をアゴの骨の、どの部分にうめるかで、その長さが違ってきます。現在では人工歯根は、直径3〜5ミリで、長さが7〜18ミリまでの各段階に分かれています。それにチタンは磁気を帯びることがありません。ですからインプラントの治療でチタンを埋め込んでも、そのままの状態でMRIの診断をうけることができるのです。
インプラントで使用される素材「チタン」は、人間の体に悪影響がなく、金属アレルギーも起こさないという安心できる素材となっています。
インプラントの治療法など大体のことはわかったが、いくら少しだけといってもメスを入れる手術であることにかわりはないし、身体の中に異物を埋め込むのだから多少の不安は感じる。そこで、気になったのはインプラント手術を受けられない場合があるのかどうかということだ。私はインプラント手術を受けることができるのだろうか?